ネット声優・ボイスコの仕事内容
皆さん、こんにちは。
ネット声優・ボイスコのまはっとです!!
最近、お金を貰いながらネットを中心に活躍しているネット声優・ボイスコに
興味があるけど・・・
- 本当にちゃんとお金がもらえているのか分からない・・・
- 実際どんな仕事をしているのかがはっきりしない・・・
- ネットで検索してもイマイチ情報が出てこない・・・
この記事をご覧の皆さんの中には、こんな疑問や悩みを持っている人も
多いのではないでしょうか。
ということで、
今回は「ネット声優・ボイスコの仕事内容」について
ご紹介したいと思います。
それでは、どうぞ!!
【関連記事】
目次
YouTube関連
まずは、皆さんが一番良く目にするのではないというジャンルからいきますね!
①YouTube漫画動画
その名の通りYouTubeで漫画を動きのある半アニメーション形式にして、
効果音や音声を付けてユーザーに提供しているスタイルのものですね。
観たことのない人は百聞は一見にしかずということでこちらどうぞ↓
(僕の出演作品になって申し訳ないです。
他の作品が気になる方は調べてみて下さいね。)
こんな感じでナレーションやセリフ音声が必要になってきますので、
そのための声優募集が度々行われいて、仕事があります。
もちろん、有償案件できちんとお金が貰えます。
ただし、個人からの依頼がほとんどで毎日投稿をしていたり、
チャンネル発展途上段階にあるクライアントが多く予算が少ないため
報酬は基本安いですね。
ただ、その分初心者の参入がしやすいものでもあります。
最初の内は、実績作りやお金を貰うということに慣れるために
いくつかやってみるのもアリですが、長くやっていくとなると
中々大変なのである程度経験のある人は卒業の目処を付けながら
やっていくことをオススメします。
②YouTube広告動画
こちらは先ほどのYouTube漫画動画とは違って単純に動画を楽しんでもらう事が
目的ではなく、商品やサービスを紹介するための動画です。
YouTubeに動画としてアップロードされるのではなく、
動画が再生される前のYouTube広告で流れるものになります。
また、必要な技術も少し漫画動画とは少し変わって、
セリフよりもナレーションを求められることが多いです。
報酬は漫画動画よりも高めであることが多いです。
中には、高額案件もあります。
③YouTube広告漫画動画
こちらは、名前の通り漫画動画と広告動画が合わさったような
性質を持っている物です。
基本は広告動画でその作風が漫画動画風になっています。
報酬は、広告動画と同じく、漫画動画よりは高いものが多いです。
ゲーム関連
続いてはゲームに関する仕事になりますね。
チャレンジしてみたい人も多いジャンルなのではないでしょうか?
①アプリゲーム
皆さん知っての通り、スマートフォンなどでダウンロードして遊ぶ
タイプのゲームになります。
超有名タイトルのキャラクターを担当できるなんてことはほとんどありませんが、
発展途上段階にあるゲーム会社さんや海外でリリースされたゲームの吹き替え
などの仕事がチラホラあります。
きちんと名前を載せてもらえることもありますが、
ゲームのタイトルも教えてもらえず取引が終了するなんてこともあります。
参考までに僕が過去に出演した作品をご紹介しておきます。
(実際には、出演作品の数はもっとありますが、ご紹介出来ない物が多いため
現在では下記作品のみとなります。)
②同人ゲーム
こちらも言わずと知れた、同人ゲームですね。
無料配布のものもあればDLsiteやコミケイベントなどで販売されるもの
もあります。
仕事の割合的には、
所謂「成人向け」「R18」「女性向け」「男性向け」みたいなコンセプトの
R指定の仕事が多いですね。
一つでも多く同人ゲームの仕事を取りたい場合、アダルト表現を研究するのも
近道なのかもしれません。
③個人創作ゲーム
こちらは、販売目的ではなくクライアントやその仲間内だけで楽しむために
作られるゲームですね。
名前を載せていただいたり、丁寧な扱いをしてくださる方が多いですが、
広く自分をアピール出来るものには中々なり難いです。
ただ、自分の考えた世界や物語をゲームにしたいという
思いをお手伝いすることで最終的にはすごく満足していただけることも多いので
自分の実績を抜きにしてもやりがいはある仕事と言えます。
中には、いずれは商品化したいよいう方も多いので、自分に興味を持っていただけ
た際には積極的にご依頼を受けるのも良いのではないかなと思います。
企業関連
続いては、少し堅めの仕事の紹介になります。
全体的に報酬額などは高めですが、
その分だけ“しっかりとした読み”などの高い技術力や
仕事を進めて行くためのスムーズできちんとしたコミュニケーション能力を
求められることもあります。
①企業VPナレーション
こちらはクライアントの会社・企業を紹介するためのVP(ビデオパッケージ)
にナレーションを吹き込んでいく仕事になります。
VPという単語に馴染みのない人もいるかも知れませんが、
会社の「PV」みたいなものだと思えば大丈夫です。
報酬は他の仕事に比べてしっかりしていますが、
会社や企業のイメージを背負う事にもなりますので技術力を求められる
ことが多いです。
声に関しても、演技やセリフ、アニメ声みたいなものよりも
落ち着きのあるナレーションを求められます。
僕は元々ナレーターのプロとして活動していたことがあるので、
ネット声優・ボイスコとしても何度か経験がありますが、
全くの初心者から始める人にとっては少々難しいかもしれませんね。
②企業CM
こちらも企業VPとは厳密には違いますが、
同じような仕組みです。
流れる媒体は様々でYouTube広告やその他の動画サイト、
ホームページ、ローカルTVCMなど幅は広いです。
③研修用・プレゼンテーション用・セミナー用企業動画の音声
こちらも①②と似たようなものですが、クローズでの使用目的に
なるため一般公開はされません。
TV・ラジオ関連やその他
上で紹介した3つのジャンルよりもネット声優・ボイスコの仕事としては
少なくなりますが、まれに募集や依頼があります。
①ネットCM
大きな枠組みではYouTube広告も含まれますが、
それ以外のメディアの物もあります。
その他の動画サイト、ホームページなど。
②地方TV局CM
いわゆる大企業のCMではなく、
地元企業やその地域に馴染みのあるクライアントが
一般的なCMより少ない予算で製作するため依頼してくることがあります。
ですが、だいたいの場合はYouTube系の動画より報酬は高いことが多いです。
③地方ラジオ局CM
こちらも↑の②に同じくです。
報酬は少し低くなることが多いです。
④街頭大型モニターCM
駅や町中のショッピンモールなどの施設にある大型モニターでのみ
流れる広告動画になります。
東京などの都市ではなく、地方であることが多いです。
僕も数回ですが、
ネット声優・ボイスコとしてお仕事をさせていただいたことがあります。
まとめ
さて、今回は「ネット声優・ボイスコの仕事内容」について
ざっくりとご紹介しましたが、如何だったでしょうか?
僕もネット声優・ボイスコとして活動してみて
正直幅広いと感じることも意外に狭いと感じることも両方ありました。
その時の全体の仕事量にも影響は受けることもありますが、
まだまだ、業界として広げていくことは出来ると感じています。
また、ここで紹介したものはあくまで僕が体験したり、見かけたものなので
他にもまだ仕事はあると思います。
是非、ネット声優・ボイスコを始めた時は、色々な仕事を探してみてくださいね。
それでは、今回はこの辺で失礼します。
お相手はまはっとでした!
さよなら。