ネット声優・ボイスコに依頼する時に確認するべきこと6選

    

皆さん、こんにちは。
ネット声優・ボイスコのまはっとです。

    

さて、

やっとネット声優・ボイスコを探し終えていよいよ依頼して、

作品づくりに入っていくのだけどこの先どんな感じでやり取りを進めていいか

イマイチ分からず不安だ・・・

  

また、依頼してみたけど始まってから食い違いが出てきて上手くやり取りが進まなかった・・・

そんな悩みをお持ちのご依頼者様もいらっしゃるのではないでしょうか?

  

  

今回は、

ネット声優・ボイスコに依頼するときに確認すべきこと6選というテーマで

お届けしていきます!!

  

  

それでは、どうぞ。

  

  

作品概要・用途

これは、募集の時にあるいは直接依頼の時にほとんどのご依頼者様がやっていることだと思います。

  

まずは、どういった作品か、また媒体は何かどういった人をターゲットにしているのかなど

やろうとしていることやその意図を出来るだけ説明して録音する前にイメージを固めてもらいましょう。

  

ネット声優・ボイスコも具体的な情報が集まれば集まるほどよりその作品の目的に近い表現を

出来るようになっていきます。

  

  

報酬・納期

 

お金が関わる話になるので、一番大事なことですが、

流石に説明するまでも無いので割愛します。

  

  

キャラクター像・人物設定

これも作品概要などと若干被る内容ですが、これもすごく大事です。

  

具体的な情報が多ければ多いほど表現の力も上がっていきます。

  

例えば、

原稿にセリフナレーションだけの場合とラフ画・漫画イラスト・動画があるのとでは

格段に違います。

  

声の演技で大事になってくるのは、単純に感情の力だと思われる方が多いと思いますが、

それだけではありません。

  

その人物がどういう状況で、どんな表情で、どんな体勢で、誰に対して、などなど

挙げればキリが無いですけどそのキャラクターの状態に演者として近づいていくための

材料が多ければ多いほど完成度は高くなります。

  

いくら感情がこもっていても、キャラクターはそこまで怒っていないのに声優だけが

ヒートアップしてると絵と演技が合いませんよね?

  

また、話しかける相手が近くにいるのに、声優がバシっと声を張り過ぎるとこれも合いません。

こういった感じで空気感や距離感も大事になってきます。

  

  

他にも例を挙げましょう。

  

例えば、あるシーンでキャラクターが空に向かって「バカヤロー」みたいなことを

言っていたとしましょう。

それを漫画動画のカットでは、俯瞰して、つまりカメラで言うと空の上から下にいる

キャラクターを撮っている形になっています。

 

この時に、状況が分からないとマイクに近づいて声を録ってしまうこともあります。

 

こういう時の理想は、

作中のシーンを映しているカメラとキャラクターの距離=マイクと声優の距離

だったりします。

  

もちろん、本当に数十メートル離れるわけにはいきませんので、視聴者が”そう聴こえる”距離で

調節はするのですが、こういった距離感がリアリティ、プロ声優っぽさに繋がっていきます。

  

  

ですので、具体的な情報をネット声優・ボイスコに与えれば与えるほど理想の作品づくりに

繋がっていく訳ですね。

  

たまーに物凄く活躍されている役者さんが声優にチャレンジされいて聴いてる側があれ?っと

なってしまうようなケースはここのテクニック面の違和感があるからです。

  

実際に目の前に、適切な距離感で共演者がいる状態の生の演技には、そこまでこういった

テクニックが必要になることが少ないからです。

  

  

ここで一つ余談なのですが、

今となっては当たり前となった、声優が線画に声を吹き込んで後で作画を完成させるアニメ制作

やり方ですが、

昔、「ルパン三世」キャストの山田康雄さんや納谷悟朗さんは、アニメ絵が先に出来ていない状態だと

良い作品はつくれないと言って帰ってしまっていたなんていうエピソードもあるくらいで

そのくらい声優さんにとっては大事なことなんだと僕も改めて思いました。

  

  

声のトーン

  

これもまたまた重複しそうな内容ですが、重要です。

  

ボイスサンプルを聴いてみていいなと思っても実際は違う感じの声を当てられて

録り直しを要求しなくてはならなくなったなんてケースも珍しくありません。

  

内容量にもよりますが、そうなると新たに納期を設定し直したり、

また、声優側も録り直しをしなくてはいけなくなるので、

お互いにあまり良いことではありません。

  

もし、そういう失敗をしたくないと思われる方がいましたら、

ネット声優・ボイスコに「ボイスサンプル対応」をお願いしてみるといいです。

  

これは、実際に依頼してからでもその前でも良いと思います。

  

具体的には、依頼する原稿の一部のナレーションやセリフをテストで吹き込んでもらって

それを元にイメージのすり合わせを行って理想に近づけていく作業になります。

  

実際プロの声優の世界でもよく行われていて、ボイスサンプル部分は声優に

無償対応を求める形にはなりますが、それで気を悪くするネット声優・ボイスコは

ほとんどいないと思いますので、是非一度試してみてください。

  

また、既に掲載しているボイスサンプルの中に気に入ったものがあれば、

それとほぼ同じ感じに発注するのも一つの手です。

  

 

音声ファイル形式

   

これもすごく重要です。

  

先に確認しておかないと後で大変なことになることも・・・。

  

基本的には、WAV形式かMP3形式のどちらかで扱われることがほとんどですが、

初めての発注でそのあたりに詳しくない方は、後で変換に苦労されたり、

トラブルの元になりますので確認しておきましょう。

  

また、もう少し踏み込むと周波数やビットの問題も出てきます。

  

僕も基本的に人間の耳に聞こえるレベルで音質は最高にしていますので

容量的な問題を考えられているご依頼者様には必ず確認するようにしています。

  

  

音声ファイルの納品形式

続いては、”納品形式”についてです。

  

ファイルそのものの拡張子のことでは無く、

  • 音声ファイルを全て1まとめにして提出してほしいのか
  • シーンごとに分割してほしいのか
  • セリフごとに1ファイルとしてほしいのか

などなどを必ず確認しましょう。

  

全て取り終えた後にやっぱり別の方式でとなると多大な編集作業が必要になり、

ご自身でやるにしても、声優陣にやらせるにしても絶対に良いことにはならないので

出来るだけ事前に確認して摩擦を避けることをオススメします。

  

  

ディレクション表サンプル

最後に僕が使っているディレクション記入シートをペーストしておきますので、

宜しければ、使い易いようにお使いください。

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より良いサービス提供のためにディレクション表にご記入いただけると幸いです。
有難いことにたくさんのご依頼をいただいておりますので、一度依頼された方も
再度お書きいただけると取引がスムーズになります。
ご協力を宜しくお願い致します。

【ディレクション表】

※書ける範囲で構いません。
※募集要項とお変わりない場合は未記入で構いません。

■具体的な納期について:

〈                 〉

〇日後、〇月〇日まで等。
こちらの提案した納期よりも余裕がある場合は、書いていただけると非常に助かります。
※募集と提案でだいたいは確認が取れていますが、あまり急だと対応しかねる場合が
あります。

■ご希望の声のトーンや雰囲気、作りたい作品像:

〈                   〉

高め、少年っぽく、力強く、さわやか・・・等。
具体的な作品やURL等を張り付けていただけるとイメージが合いやすいです。
私の”ボイスサンプル”から「この雰囲気で」と指定していただくことも可能です。

また、YouTubeマンガ動画や広告動画の場合は、スピード感をご要望のご依頼者様が
多いです。そういったことなどもお書きください。

■ファイル形式:

〈                   〉

WAV、MP3などの形式をお書きください。
基本上記の2つで対応しておりますが、他のファイル形式も可能な限りで対応します。

  

  

■ファイル納品形式:

〈                   〉

ファイルは全部1まとめ、シーンごとに分けて欲しい、
ゲームボイスのため1セリフ1ファイル、
一回の収録で掛け合いを収めてほしい等

※複雑な編集作業や膨大な作業時間を要する場合、お引き受けしかねる場合があります。

  

  

■その他、何か特記事項があればこちらにどうぞ:

  

  

  

  

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まとめ

今回は、ネット声優・ボイスコに依頼する時に確認するべきこと6選ということで

お送りしましたが、如何だったでしょう?

是非、活用してみて理想の作品づくりに近づいていただければ幸いです。

それでは!!