ネット声優・ボイスコを本業にするのが難しい理由
皆さん、こんにちは。
まはっとです!!
- 声優を目指そうと思ってるけど正直競争率が高すぎる・・・
- 声優事務所に入っているけど全然売れなくて生活が苦しい・・・
- 一度は声優の道を諦めたけどやっぱり好きなことを仕事にしてみたい・・・
色々な理由でネット声優・ボイスコになろうとする人がいると思います。
だけど、声優業界を同じでネット声優・ボイスコ業界も厳しいところがあって
中々それだけで生きていくことは出来ません。
ということで、
今回は、ネット声優・ボイスコを本業にするのが難しい理由についてお話します。
いきなり、マイナスな発言でごめんなさい。
でも、ネット声優・ボイスコを続けていくには大事な内容なのでお伝えしていきます!
ネット声優・ボイスコを副業として成功させる方法はこちらで紹介しています!!
是非、ご覧ください!!
一件あたりの単価が安い
一つ目がこれですね。
タイトルの通りです。
ネット声優・ボイスコは簡単なものであれば、
仕事を取るのはそんなに難しくなかったりします。
それだけでも、好きなことでお金を稼ぐことは出来ていると言えます。
ただそれを本業にして生活していくとなると話は別です。
ネット声優・ボイスコのギャラはあまりに安いからです。
理由は簡単です。
依頼者の人もあんまりたくさんのお金を払えないからです。
考えてみれば当たり前です。
そもそも、たくさんお金があればネット声優・ボイスコに仕事を依頼しないで
人気の声優さんやタレントさんを使うはずです。
テレビやアニメで活躍している人を使うお金がない、本格的な制作を依頼するお金が
ない人たちが僕たちに仕事をくれるので当然その分だけギャラも低くなります。
新人声優のギャラが15000円と言われていますが、
ネット声優・ボイスコのギャラはだいたいそれより低く、
数千円程度がほとんどです。
僕の経験でもネット声優・ボイスコを始めて最初の月で
一本数万円の仕事を数本いただけてそれだけでそれまでにかけた
機材費を全部取り戻せたなんてこともありました。
でも、やっぱりいつもそれが続く保証はないですし、それだけ声で稼げても
サラリーマンの給料には届かないのです。
なので、ネット声優・ボイスコを本業にするのはかなり難しいです。
仕事の数がまだまだ少ない
こちらもタイトル通りです。
たしかにネット声優・ボイスコは声優よりも仕事に近づけるチャンスが多いです。
これは声優に比べてネット声優・ボイスコの数も少ないことも理由です。
ですが、それでもまだまだ生活をしていけるほどではありません。
リピーターさんが付いてくれればそれなりに仕事量が増えることもありますが、
こちらも同じように波があります。
ステップアップがしにくい
ネット声優・ボイスコを本業にするのが難しい一番の原因はこれではないかなと僕は思ってます。
どういうことかというと具体的には、
ギャラが上がっていきにくいことが理由です。
さっきも書きましたが、そもそもネット声優・ボイスコに依頼するクライアント様は
あまりお金がありません。
そうなると、たとえこの人にいっぱい仕事を依頼したいと仕事をくださっても
ギャラが上がっていかないので金銭的にも作業量的にもネット声優・ボイスコの
負担になっていくことがあります。
頑張っても安いギャラで仕事量だけが増えていくみたいな状況になる訳ですね。
それだとやっていること自体はアルバイトと変わらないですし、下手をするとアルバイトで
稼ぐよりも収入が少なくなってしまいます。
それにネット声優・ボイスコには、組合による明確な料金表が存在しないため
少しでも値上げしてクライアントに高いと思われたらその時点で取引が成立しません。
(正確には組合も料金表もあるのですが機能していません。
クライアントが値付けをすることがスタンダードになっていて、
クラウドソーシングサイトの特性上買い手が値段を決めるという
本来あり得ないことが起こっています。)
業界が成長段階
これに関しては逆に期待出来るポイントでもあります。
ネット声優・ボイスコの分化は2000年ごろから始まったと言われています。
それから20年経って、ネットの広告費がテレビの広告費を上回ったり
ネット産業がものすごく発達してきていますが、
まだまだネット声優・ボイスコの認知度は低いと言えます。
ネットやIT技術の発達で誰でも気軽に創作が出来るようになった今、
もっとネット声優・ボイスコが知られていき個人や小規模の企業からの仕事を
貰えるようになれば変わってくるでしょうけどまだ先になりそうです。
ネット声優・ボイスコを本業として成立させる方法
ここまで本業にするのはほぼ不可能というお話をさせていただきましたが、
一つだけネット声優・ボイスコを本業にする方法を紹介させていただきます。
結論それは、自分自身で付加価値を生み出し、仕事を作れる状態になることです。
ネット声優・ボイスコは基本的に誰かの創作のお手伝いをさせていただいて
そこからギャラを貰っています。
そこからのギャラでは生活出来ないのなら、仕事を自分で作ってしまえばという考えです。
早い話がアーティストや最近で言えばYouTuberのようなスタイルでお仕事をしていく
ということですね。
そこで有名にさえなってしまえば、YouTubeなら広告料も入ってきますし、
他の誰でもないあなたに原稿を読んでほしいという依頼も来るでしょう。
僕も色々模索中なので今は抽象的な方法論しかいえないのですが、
やり方次第で本業にすることは不可能ではないと思っています。
まとめ
さて、今回は「ネット声優・ボイスコを本業にするのが難しい理由」について
お話しましたが如何でしたか?
かなり難しいということをひたすら書きましたが、
あくまで現段階ではということのなのでこの先どうなっていくかは分かりません。
その時が来るのを今から準備して待つのもまた一つの手かもしれません。
僕としては、副業として無理のない範囲でネット声優・ボイスコを続けてみて
時代が変わってチャンスが増えた時にチャレンジしてみるのが良いのかなと
思っています。
それでは、今回はこの辺で。
さようなら!!