ネット声優・ボイスコになる方法【準備編】:プロフィールを書こう
皆さん、こんにちは。
まはっとです。
さて、今回は準備編のプロフィールを作ろうです。
プロフィールは依頼者やあなたに興味を持った人が真っ先に見るポイントです。
しっかり作り込んでいきましょう。
ネット声優・ボイスコ名を考えよう
ネット声優・ボイスコ名は、いわば「商品名」でもあります。
なるべく、変な名前とかは付けないようにしましょう。
出来れば登録してるサイトに合わせて別の名前を持っておいたり、
目的・やりたい仕事に合わせた名前を付けるのが効果的です。
例えば、アニメ・ゲーム系の仕事が多いところで本名を使ってもあまり効果が
望めなかったり、
逆に、企業案件が多いところではアニメキャラクターみたいな名前で活動するよりも
本名で活動した方が信頼されたりします。
アイコンやサムネイルについても、同じことが言えます。
顔写真を使う方が良い場合とアニメアイコンを使う方が良い場合があります。
目的にあった名前を付けていきましょう。
ネット声優・ボイスコとしての自己PRを考えよう
自己PRは依頼者に自分のことを知ってもらう大切なものです。
しっかり自分の強みを書くようにしましょう。
自己PRには、
- 声の特徴
- 得意なジャンル
- 売り込みポイント
などクライアントにとって使いたくなるようなポイントを書いていきましょう。
声の高さ・低さ、声量、透明さ、滑舌の良さなどの声自体の強みはもちろん、
得意なジャンルも書いておくと仕事を振ってもらいやすくなります。
依頼者側からしてみれば、たくさんいるネット声優・ボイスコの中から一人一人の
プロフィールを完璧に把握することは出来ません。
ボイスサンプルを聴いてもらう前にこちらから自分の得意なことを提示して
依頼者側の負担を減らすようにしましょう。
例えば、
- 特定のキャラクターボイスが得意
(特に女性の男役、男性のしっかりした低音などが周りと差別化しやすいです。) - YouTubeマンガ動画で一人複数役が出来る
- アナウンサーや司会経験があり、カッチリした読みが出来る
など。
↑に書いたようなものでなくても何でもいいので書きましょう。
アピールポイントがあるだけで見え方が変わってきます。
スケジュール・納期
スケジュールをクライアントに示すことも重要です。
案件の中には、納期を急いでいたり、週に数本の依頼を希望していたり
します。
そんな中、スケジュールがはっきりしない人には、案件を任せ辛いものです。
あなたが案件の条件に合うかどうかやその後のトラブルを避ける意味合いでも
出来るかぎりスケジュールは、はっきりさせましょう。
また、おおよその納期も書くと良いです。
具体的には、
- 週〇〇時間活動できます
- メール対応は平日の〇時~〇時の間受け付けます
- 週当たり〇本納品できます
- 依頼されてから〇日で納品できます
などなど。
ギャラ設定
依頼を受けて、お金をもらう上で大事なことですね。
だいたいの相場であったり、依頼者の人にも分かりやすいのが、
1文字1円ですね。
原稿文字数=料金っていうのも分かりやすいですし、
WEBライターさんの案件でも良く使われるので、親しみがあります。
YouTube案件ですと1本単位で契約することがほとんどです。
一本2000円~3000円が一般的で、
安い案件になると500円からの場合もあります。
ただ、やたらと料金を書くと敬遠されることもあります。
(お金をもらうことが悪いことではありませんが、時代の流れで
料金を伏せるのが美徳といったような風潮があるのも事実です。
おかしいと思う事があるかもしれませんが、上手くやっていくしか
ありません。)
もし、それを気にしたり、1文字1円以上の料金設定をする場合は、
だいたいの料金を決めるだけ決めておいて、相談されたときに
一緒に決めていくのもアリです。
ポートフォリオ・過去の実績・経歴
これまでの実績や経験があれば、是非書いておきましょう。
元声優やプロ経験がある人は、もちろんその経歴を、
元プロでなくても、学校の部活の経験や喋るアルバイト経験
ネット声優・ボイスコの仕事に繋がりそうなら何でも書いてみた方が良いでしょう。
書くことがない場合は無理に書く必要はありません。
全体として
ここまで書ければ、だいぶ出来上がりに近くなっています。
ですが、これだけでは効果的とは言えません。
ただ情報を並べているだけの文章では、人は読んでくれないからです。
なんでだよって思うかもしれません。
確かにそうです。ある程度、目星を付けた上で人を選ぼうとしてるのに
見ないっておかしいだろと感じるでしょう。
もっというと、この先作ることになるボイスサンプルもほとんど聴いて
もらえません。
理由は色々ですが、
- じっくり見ている時間がない
- 候補者が多すぎる
- そもそも、人間は文字を読みたくない
- ネット声優一人一人に対してそこまで興味がない
- そもそも依頼者に声の良し悪しを聞き分ける力がない
こんなところでしょうか
結構偏った見方で書きましたが、見る側も人間なのでそいうことも
あります。もちろん全員ではありませんが。
ほとんどのクライアントはネット声優に対して親切になんて
してくれません。
なので、そういう状況でも見たくなるような文章を書くように心がける
しかないんですね。
逆に、それさえ出来ていれば、意外とすんなり仕事が来ることもあります。
ポイントは、
- あれもこれも”自分”の書きたいことを書かない
- 出来るだけ短く簡単に書く
- 敬語と箇条書きばかりじゃなくて相手の感情を動かす話し言葉のように書く
特に、情報の羅列や箇条書きはついついやってしまいがちです。
書く側からしたら楽ですからね。
ですが、そこはしっかり話し言葉のように書いて一つの文章にしていきましょう。
まとめ
どうでしたか?
結構大変そうですけど、ここで手を抜かずに作っていくことで
そこから先の成果が変わってくるのでしっかりやっていきましょう。
特に、最初のころは早く声を入れたくておろそかにしがちです。
僕もそうでした。
後で苦労するので絶対やっておいた方が良いです。
それでは、今回はこの辺で失礼します。
次回
まとめ